内容説明
やる気も、探求心も、才能も、自分から人生を切り開いていく力も「楽しがり方」にかかっている!海外経験が多い落合ひろみ氏(母)と科学の先端で活躍する落合陽一氏(息子)が書いた「これからの時代」に必要な子育て!
目次
序章 これからの「子育て」に必要なこと
第1章 「勉強しなさい」は言わない 学歴か好奇心か?
第2章 子どもの可能性を広げる 「やめなさい」か「一緒にやろう」か?
第3章 自主性と考える力を育てる 「うまくいかないね」か「できるよ!」か?
第4章 英語・グローバル教育とどう付き合うか? 留学か国内か?
第5章 忙しい親のための心得 どんなに忙しくても目配りしたいこと
第6章 受験をどうする? 偏差値か適性か?
著者等紹介
落合ひろみ[オチアイヒロミ]
東京生まれ。共立女子大学卒業後、外資系航空会社に入社。秘書業務を経て、ニューヨークを拠点とする別の外資系航空会社に転職し、CAとして勤務。その後、大手代理店と契約し、ロサンゼルスを拠点に、エルトン・ジョンのNYフリーコンサートの放送権やABBAのロンドン公演中継の契約、Queenのロックフェスティバル中継など数々の音楽番組を手掛ける。テレビ番組制作会社を設立し、映画『ラッコ物語』(東宝配給)やTBSのドラマ、音楽番組を制作。現在は日米婦人会の活動に注力し、国際交流を推進している
落合陽一[オチアイヨウイチ]
1987年東京都生まれ。メディアアーティスト・起業家であり、筑波大学図書館情報メディア系准教授、デジタルネイチャー開発研究センター長を務める。筑波大学情報学群情報メディア創成学類を卒業後、東京大学大学院学際情報学府博士課程を短縮修了し、博士(学際情報学)を取得。ヒューマンコンピュータインタラクションや空間視聴触覚技術を中心とした研究を進め、「計算機自然(デジタルネイチャー)」という新しい自然観を提唱している。またピクシーダストテクノロジーズ株式会社を創業し、空中音響浮揚などの先端技術を社会実装に導く。計算機自然論に基づく複合領域研究そ推進し、学内外でも科学と芸術の融合を探究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
落合ひろみ×落合陽一親子が実践・検証した「これからの子育て」
◎個性や「好きなこと」を伸ばしてあげたい。でも、勉強も早くから準備しないといけない!?
子どもの好きなことを伸ばしたい、関心を深めたいと思う一方で、受験の早期化の流れもあり、悩まれる方も多いのではないでしょうか。
著者である落合ひろみさんも、仕事の傍らの子育ての期間には、勉強に加え、どうしたらその子ならではの才能を伸ばしてあげられるのかと、様々な工夫をしていました。
本書では、エピソードと科学的なエビデンスも含めて、「才能を伸ばす」子育ての仕方をまとめました。勉強や受験、英語教育の話にも触れており、学歴か才能か、国内か海外か、公立か私立か、ほめるか叱るか……など親御さんの悩みに向き合った1冊です。
◎勉強のやる気も、AI時代で活躍するにも「楽しがる力」が大事
テクノロジーの最先端におり、大学では教育者としても活躍する落合陽一さんのこれからの教育論も必見。新しい時代をつくるためにも、勉強のやる気を出すためにも、自分から楽しがる力が大事です。
そこで落合ひろみさんが実践していたのは、
「『勉強しなさい』と言わない」
「子どもがやりたいことは積極的にやらせる」
「それがとんでもないことでも怒らない(でも、「片づけてね」と言う)」
*ただし、危険なこと、迷惑をかけることはさせない
「集中しているときは、見守る」
ということ。
自分から学び、楽しみながら自分の道を開いていける大人になるために、
必見の内容です。
◎本書の概要(一部)
これからの時代に必要な子育ては?/勉強させるのに必要な声がけは?/勉強時間をどう確保するか?/子どもを勉強好きにするには?/算数の好きな子にするには?/嫌いな教科にどう向き合うか?/効果のある本の読み方は?/子どもを伸ばす習い事は?/子どもの好奇心を伸ばすには?/子どもの好奇心を伸ばす3つのルール/苦手なことに挑戦するときの声がけは?/どんな子も伸ばす魔法の声がけは?/英語教育、いつから始める?/考え直したいグローバル教育/外資系で仕事をしていたからこそわかる「海外で通用する人材」とは/受験を通してわかったこと