内容説明
人間のコミュニケーションはどのような要素から成り立っており、また生後5年間でどのようなコミュニケーションスキルが獲得されるのであろうか。本書の目的は、これらの問題に対して、乳児や幼児に関わる専門家の認識を喚起することである。
目次
序章 人間のコミュニケーション
第1章 0歳から1歳までの間(生後1年目)
第2章 1歳から2歳までの間(生後2年目)
第3章 2歳から3歳までの間(生後3年目)
第4章 3歳から4歳までの間(生後4年目)と4歳から5歳までの間(生後5年目)
第5章 幼児期における複数言語の習得
第6章 会話と言語とコミュニケーションの発達に関する諸問題
第7章 コミュニケーションに困難を抱えた子どもたちの親とどう関わるか
著者等紹介
丸野俊一[マルノシュンイチ]
1948年鹿児島県に生まれる。1975年九州大学大学院教育学研究科博士課程途中退学。現在、九州大学大学院人間環境学研究院教授(教育学博士)