内容説明
外部力、フリとオチ、脳内チューニング、3つのグッド、セルフ問答…誰でも身につく36の伝わる法則。地味だけど一生役立つ「伝わる技術」。
目次
第1章 人は、正しいかどうかではなく「伝わったこと」で判断する(伝わらないことは存在しないことと同じ;人は伝わったことで判断する ほか)
第2章 「伝わる」は7階建て構造(ゴール設定;納得感―理解する、腑に落ちる ほか)
第3章 伝える技術 伝わる技術(比較の法則―比較しないと人は魅力がなかなかわからない;フリオチの法則―話がつまらない人は「フリ」不足かも ほか)
第4章 「伝わる」人が実践している4つの行動(伝え上手な人はムダな努力をしない;「伝わる人」は「やさしさ」を武器にしている ほか)
第5章 「伝えるのが面倒な人」への対応策(「すぐ否定する人」への対応策;「話が通じない人」への対応策 ほか)
著者等紹介
柿内尚文[カキウチタカフミ]
編集者、コンテンツマーケター。1968年生まれ。東京都出身。聖光学院高等学校、慶應義塾大学文学部卒業。読売広告社を経て出版業界に転職。ぶんか社、アスキーを経て現在、株式会社アスコム取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
【●ベストセラー『パン屋ではおにぎりを売れ』の著者による待望の最新作!】
【●伝え?は「仕組み」がわかると、すぐうまくなる。】
★会話、説明、プレゼン、SNS、雑談、企画、面接……すぐに、誰でも使えるノウハウ満載!
★企画した本1000万部超のベストセラー編集者が贈る「心を動かすキャッチコピー、文章のコツ」
★会社、学校が楽しくなる! 上司・部下、親子、パートナーとの関係が良くなる!
★1000人以上の取材を通して導いた「会話・雑談のストレスが減る超簡単な方法」
★伝え方ひとつで「自分の時間が増える」「余計なストレスが減る」「自己肯定感が高まる」
★誰もが知っている、あのヒット商品から学ぶ「意外な伝わる技術」とは?
★あなたの周りにもいる「すぐ否定する人」「話が通じない人」「重箱の隅をつつく人」「話が広がらない人」「話しかけにくい人」への対応策がわかる。
僕は、話すのも伝えるのも「超」が10個つくくらい苦手でした。
特に人前で話すのは大の苦手で、学生時代は授業中に手を挙げるなんて恥ずかしくてできない。小学生のときの通信簿にはいつも「積極性が足りない」と書かれていたくらいです。
自分をアピールするのも苦手で、学生時代、就職活動では集団面接が鬼門でした。集団面接ではほかの人がみんなすごい人に思えて、それに比べて自分には自信が持てず、うまく話せなくて落ちるということが何度もありました。社会人になってからも、伝え方がうまくいかず悩むことが多く、たくさんの壁にぶつかっていました。
でも、そんな僕でもこの本に書いている「伝わる構造」と「伝わる技術」を身につけることで、話すのも伝えるのも自信を持てるようになりました(力不足の部分もたくさんありますが)。それまで持ち続けていた「人間関係」や「ビジネス」、そして「話す・伝える」に対するストレスも、完全にではないものの、だいぶ解消して前向きになることができています。
この本には、25年間編集者として1000人以上取材してきた僕が、「伝わるとはどういうことか」を何度も何度も考え、学び、実践しながらやってきたことの積み重ねが書かれています。
・伝えたいことがなかなか伝わらない
・伝えなくちゃいけないとわかっているけど、伝える勇気が出ない
・「どうせ伝わらない」とあきらめている
・「伝えるのが面倒な人」に振り回されていて、どうにかしたい
・もっと多くの人に自分の考え・気持ちを伝えたい
そんな人に読んでもらえたらうれしいです。