金魚いろ×かたち謎解き図鑑―どうしてデメキンやランチュウみたいになるの?

著者:大森 義裕【著】
出版社:化学同人

商品説明

内容説明

まったく違う金魚に見えても、その変化にはパターンがあります!第1部 金魚の形と色が決まるしくみ―金魚のさまざまな特徴を「パーツ」に分け、その特徴を生み出す遺伝のしくみを解説。第2部 金魚のいろいろな品種―金魚の44品種の美しい写真とともに、成り立ち、パーツの組み合わせ、遺伝子などを紹介。第3部 金魚と遺伝についてもっと知りたい―金魚の多彩さを生み出す「全ゲノム重複」をはじめ、金魚の遺伝などのより深い知識を説明。



目次

第1部 入門編―金魚の形と色が決まるしくみ(金魚の体;さまざまな金魚を生みだす4つのパーツ;体型のバリエーション ほか)
第2部 写真集編―金魚のいろいろな品種(和金型;琉金型;オランダ型 ほか)
第3部 基礎知識編―金魚と遺伝についてもっと知りたい(金魚の変異と品種の歴史;遺伝についての基礎知識;金魚の多様性と全ゲノム重複 ほか)



著者等紹介

大森義裕[オオモリヨシヒロ]
1971年広島県生まれ。京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻修士課程修了。東京大学医学研究科医学博士。ハーバード大学医学部(マサチューセッツ眼科耳鼻科病院)博士研究員、財団法人大阪バイオサイエンス研究所副部長、大阪大学蛋白質研究所准教授(理学研究科兼任)を経て、現在、長浜バイオ大学フロンティアバイオサイエンス学科教授。専門は、ゲノム科学、発生遺伝学、神経科学。2019年に、キンギョの全ゲノム配列の解読に世界で初めて成功した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

金魚すくいやペットショップなどでおなじみの金魚は、さまざまな色や形をしており、私たちを楽しませてくれる。金魚は、突然変異で生じた赤いフナから、中国でつくりだされたもので、1つだけの種である。それなのに、目が飛び出たもの、頬が膨らんだもの、尾が2つに分かれたもの、体が短くて丸いもの、頭にでっぱりがあるものなど、どうしてこんなに多様なのだろう。その秘密は、遺伝のしくみにある。本書は、金魚の色や形がどんなパーツの組み合わせでできているか、その変化をもたらす遺伝子はどうなっているのかを理解できるサイエンス図鑑である。これまでの金魚本とはひと味違うマニアックな金魚の不思議な世界を堪能し、金魚の魅力をより深く味わってみませんか。




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