目次
第1章 原子の構造
第2章 周期律
第3章 共有結合と分子構造
第4章 固体化学1結晶構造
第5章 固体化学2化学結合、バンド構造と物性
第6章 化学反応の基礎―酸・塩基と酸化還元
第7章 配位結合と金属錯体
著者等紹介
植草秀裕[ウエクサヒデヒロ]
東京工業大学理学院化学系准教授
川口博之[カワグチヒロユキ]
東京工業大学理学院化学系教授
小松隆之[コマツタカユキ]
東京工業大学名誉教授
火原彰秀[ヒバラアキヒデ]
東京工業大学理学院化学系教授
八島正知[ヤシママサトモ]
東京工業大学理学院化学系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
本書は無機化学基礎を掲載.全7章構成.
第1章では原子の構造について学び,第2章では原子構造に基づいて元素の周期律を理解し,物質の構造と性質を考える.第3章では原子が共有結合で結びついた分子の構造を学ぶ.第4章と第5章では,われわれの文明生活を支える固体材料の性質を理解するのに必要な基礎を身につけるため,固体の結晶構造を理解し,続いて固体における化学結合と電子状態を学ぶ.第6章では,化学結合や元素の性質が典型的に現れる無機反応−酸塩基反応,酸化還元反応を理解する.第7章では,われわれの世界に華やかな色を添える染料や宝石に含まれる錯体の性質を学ぶ.
毎章,章末問題があり,理解の確認ができる.化学科の教員による執筆で,コンパクトに無機化学の重要事項が記載されている.4学期制に使いやすい.