内容説明
国際会議の同時通訳、記者会見における逐次通訳、小規模な会議でのウィスパリングなど、通訳者の活躍の場や働き方、手法は多岐にわたっている。通訳とはどんな仕事なのか?そして、これからの通訳者に求められるものとは?二〇年以上、会議通訳者として第一線で活躍する著者が、現場から見た「通訳というおしごと」の魅力と、サバイブするためのヒントを伝える。
目次
第1章 通訳業界のしくみ(通訳ってどんな仕事?;通訳を分類してみると ほか)
第2章 通訳者への道(通訳者の適性;通訳者に必要なスキル ほか)
第3章 実況中継!通訳の現場から(現場へ行く前にすべきこと;現場に着いたらまずすべきこと ほか)
第4章 選ばれる通訳者になるために(通訳技術で差別化する;さらにワンステップ上の通訳技術 ほか)
第5章 激変する環境をサバイブする(通訳者の生き残り戦術;コモディティ化する通訳の現在 ほか)
著者等紹介
関根マイク[セキネマイク]
会議通訳者・翻訳者。関根アンドアソシエーツ代表、日本会議通訳者協会(JACI)理事、日本翻訳者協会(JAT)元副理事長、全米司法通訳人・翻訳人協会(NAJIT)会員。ブリティッシュコロンビア大学文学部卒業。大学卒業後に帰国し、沖縄サミットを契機にフリーランス通訳者・翻訳者としてのキャリアを始める。得意分野は政治経済、法律、ビジネスとスポーツ全般(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)