内容説明
気づくことでグラフィックデザインを知る、カタチとコトバのビジュアルエッセイ。デザインは「見て、読む」情報の表現であり、「感じて、知る」ことで直感的につかむもの。その本質がつかみにくくなった時代に原点に立ち、デザインとはなにかを発見する。考え方やつくり方が、アタマとカラダでわかる、世界が広がる、本当のチカラがつく。デザインは開かれたフィールドだ。多くの人が理解し、共有できるものでありたい。
目次
1 カタチとカラダ(脳に見せる。;一本の線。 ほか)
2 デザインは見る(想像力に届ける。;想像力とのコラボレーション。 ほか)
3 文字でしゃべる(コトバを組む。;読む、見る。 ほか)
4 デザインとアタマ(グラフィックデザインのレンズ。;重さのないデザイン。 ほか)
5 デザインは気づく(デザインに触る。;拡張された紙。 ほか)
著者等紹介
杉崎真之助[スギサキシンノスケ]
グラフィックデザイナー。デザインを情報の設計と印象の設計ととらえ、明快で良質なコミュニケーションの実現をめざす。一貫したデザイン理念で、文化関連から企業のブランディング、情報デザイン、空間グラフィックまで、幅広く活動。新しい試みを精力的に発表し、国内外で多くの展覧会や講演を行う。真之助デザイン代表、大阪芸術大学教授、AGI会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)