内容説明
君の数学力を理3・京医・阪医合格レベルに導く究極の指南書。
目次
3 通過領域の極意(端点をもつ図形群の通過領域;2文字から2文字への通過領域1―逆の組について解く;2文字から2文字への通過領域2―解と係数の関係の利用;東大受験者必須事項!―2文字から2文字への順像法;京大は意表をつきます!ベクトルの終点範囲もお忘れなく;これができれば免許皆伝!―通過領域ultimate version)
4 論証武器の選択(全称と存在の合わせ技1―全称に引っ張られてみる;全称と存在の合わせ技2―存在に引っ張られてみる;全称と存在の合わせ技3―条件が全称の存在証明;設定解釈の重要性―帰納法で回るのかの考察;京大特有発想!―漸化式を自在に操る)
5 一意性の示し方(連続状況なら実数解の個数に対応させるのが基本;中間値の定理と単調性の合わせ技;帰納法の仮定に一意性まで組み込む―階乗進法の一意性;存在を保証してからの2通りに表せるとして矛盾)
著者等紹介
近藤至徳[コンドウヨシノリ]
1978年大阪府生まれ。1997年私立洛南高校卒業。同年、東京大学理科3類に入学するも、大病を患い2001年に療養生活に入るべく休学、後に同大学医学部を中退。2004年医学の道に復帰するべく京都大学医学部入学。2011年同大学卒業。2001年度〜2010年度に鉄緑会大阪校で数学の教鞭をとる。理3・京医のいずれにも合格するという稀有な経歴と、説得力をもつその数学の授業から、東大・京大・阪大志望の受験生を中心に広く支持を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)