内容説明
芭蕉評論の最高峰、山本健吉の滋味深々の現代語訳。さらに芭蕉の真意を汲み取った鑑賞。「奥の細道」を論ずるに、他の追随を許さない一書、再び登場!
目次
日光路(江戸深川―殺生石 芦野)(序;出立 ほか)
奥州路(白河―平泉)(白河;須賀川 ほか)
出羽路(尿前―象渇)(尿前;尾花沢 ほか)
北陸路(越後―大垣)(越後;市振 ほか)
著者等紹介
山本健吉[ヤマモトケンキチ]
1907年〜1988年。明治40年、長崎県生まれ。父は明治期の評論家・小説家である石橋忍月。折口信夫に師事し、民俗学の方法を学ぶ。昭和9年創刊の「俳句研究」編集長として中村草田男ら人間探求派を世に送り出す。昭和24年より評論家として、文芸評論のほか、俳句の評論や鑑賞を執筆。昭和58年、文化勲章受章。昭和63年、5月7日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
山本 健吉[ヤマモト ケンキチ]
著・文・その他