内容説明
ある意味、大人より賢く、想像力に富み、思いやりがあり、意識も鮮明である。最新科学の知見から、赤ちゃんの驚くべき能力が次々に明らかにされつつある。赤ちゃんを“再発見”することは、とりも直さず人間の可能性を広げることになる。その“深遠な世界”へと誘う全米ベストセラー。
目次
第1章 可能世界―子どもはなぜ「ごっこ遊び」をするか?
第2章 空想の友だち―フィクションが伝える真実
第3章 プラトンの洞窟から逃れて―子ども、科学者、コンピュータはいかに真実を見出すのか?
第4章 赤ちゃんであるとはどのようなことか?
第5章 わたしは誰?―記憶、自己、流れゆく川
第6章 ヘラクレイトスの川とルーマニアの孤児―幼児期の体験とその影響
第7章 愛することを学ぶ―愛着と自己同一性
第8章 愛と法律―道徳の起源
第9章 赤ちゃんと人生の意味
著者等紹介
ゴプニック,アリソン[ゴプニック,アリソン][Gopnik,Alison]
カリフォルニア大学バークレー校心理学教授・哲学客員教授。マギル大学で修士号、オックスフォード大学で博士号を取得。子どもの学習と発達に関する研究の第一人者として、国際的に認められており、子どもの心が哲学上の難問を理解する手がかりになることを最初に主張した研究者である。子どもがどのようにして他者の心を理解するかに注目した「心の理論」研究の創始者の一人であり、「理論理論(theory theory)」、つまり、子どもは科学者と同じやり方で学習するという説を提唱した
青木玲[アオキハルミ]
翻訳家・ライター。東京大学医学部保健学科卒業。著書『競走馬の文化史』(筑摩書房)で1995年度ミズノスポーツライター賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)