商品説明内容説明
『図表でみる世界の行政改革OECDインディケータ(2021年版)』は、経済・社会危機へと変化した、グローバルな保健医療の緊急事態に突入して1年以上経ってから世に出ることとなった。各国政府は、COVID‐19パンデミックへの対応とマネジメントの中心となってきた。各国政府は、国民やビジネスを支援し、危機のインパクトを緩和するために―しばしば、前例のない、目を見張るような規模と速度で―対策を実施してきた。本書は、COVID‐19の突発的発生の前の、公共部門の業績に関する国際的に比較可能な証拠を提供するとともに、パンデミックに対応するために政府のプロセスに加えられた変更に、特に焦点を当てている。後者では、危機への備えと、変化に対処するために公共ガバナンス・プロセスを調整する能力に、各国間で大きな差があることがわかっている。この報告書は、各国政府が強じん性を構築し、将来の危機のマネジメントを改善するための教訓を引き出す作業の始まりである。2021年版には、財政と公共雇用に関する指標が掲載されており、後者では、行政や政治分野における、ジェンダーや年齢の異なる集団の代表性に特に焦点が当てられている。政府プロセスに関するデータには、予算編成慣行、戦略的人事マネジメント、規制政策、公共調達、デジタル・ガバメント、国民とのコミュニケーションを含む政府中枢の権限に関するものが含まれている。この版の新たなプロセス指標は、公共部門の清廉性、インフラストラクチャ・ガバナンス、オープン・ガバメントを対象としている。政府の成果の指標には、公共組織への信頼、政治的効能感、不平等の削減、そして、教育、保健医療及び司法部門へのアクセス、応答性、質及び国民の満足度の測定などが含まれている。
目次
第1章 特集:未来に適応する―政府の強じん性の強化
第2章 財政と経済
第3章 公共部門の雇用
第4章 組織
第5章 予算編成
第6章 人的資源マネジメント
第7章 規制のガバナンス
第8章 公共調達
第9章 オープン・ガバメント
第10章 デジタル・ガバメント
第11章 インフラストラクチャのガバナンス
第12章 公共部門の清廉性
第13章 中核的な政府の結果
第14章 国民にサービスを提供する
構成と指標
著者等紹介
平井文三[ヒライブンゾウ]
1965年北海道生まれ。88年東京大学法学部卒業後、総務庁入庁。94年米国ジョージタウン大学公共政策大学院修了(公共政策学修士)。96年から98年まで九州大学法学部助教授(行政学)。2007年から09年まで、11年から13年まで及び15年から16年まで慶應義塾大学法学部講師(非常勤)。08年から10年まで総務省人事・恩給局総務課人事制度研究官。09年亜細亜大学法学部講師(非常勤)。10年から13年まで亜細亜大学法学部特任教授。14年から16年まで及び19年から21年まで東久留米市財政健全経営計画検討会議委員長。現在は、亜細亜大学法学部教授(行政学、地方自治論)、会計検査院退職手当審査委員会、武蔵野市行政不服審査会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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