内容説明
最新テクノロジーのしくみから宇宙の神秘まで!最先端の物理学理論が、今度こそスッキリわかる!
目次
第1章 最速最短!電子論ダイジェスト(量子論は遠い世界の難しい話ではない!!量子は世界を作っている;大きさは1000万分の1ミリメートル以下!量子論の舞台はミクロの世界 ほか)
第2章 量子論はどのように生まれたか(科学の歴史に何度も現れる世界観の対立 原子論と場の理論;宇宙を支配する普遍的な法則を発見!ニュートン力学の確立 ほか)
第3章 「本当の量子論」を求めて(特殊な計算で電子の状態をとらえる 行列力学の登場;電子の波のふるまいを明確なイメージでつかむ シュレディンガーの波動力学 ほか)
第4章 素粒子論の世界(力が媒介されるメカニズムを大胆に予想!湯川秀樹の中間子論;発見された素粒子たちを場の量子論で扱う 素粒子の標準模型 ほか)
第5章 最先端の科学へ(「電気を通す」とはどういうことか?半導体と量子論;状態が重ね合わさった「ビット」を使う 量子コンピューターの可能性 ほか)
著者等紹介
吉田伸夫[ヨシダノブオ]
1956年、三重県生まれ。東京大学理学部卒業、東京大学大学院博士課程修了。理学博士。専攻は素粒子論(量子色力学)。科学哲学や科学史をはじめ幅広い分野で研究を行っている。ホームページ「科学と技術の諸相」を運営
絶牙[ゼッガ]
「明るく、元気に、前向きに」をコンセプトに日々創作を続ける漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
シュレーディンガー方程式、不完全性定理、量子コンピューター、量子テレポーテーション、インフレーション宇宙論……。現代物理学の基礎理論にして最重要理論でもある量子論が、マンガ+図解で今度こそスッキリわかる!