記憶の図像学―亡き人を想う美術の歴史

著者:加須屋 誠【著】
出版社:吉川弘文館

商品説明

内容説明

魅惑的な仏教美術には死者への想いが込められていた。聖徳太子や源頼朝、藤原道長らの供養などをとりあげ、死と向き合うことの意味をさぐる。作品を生者と死者とのつながりとして捉え、果たしてきた社会的役割を描く。



目次

プロローグ―恐山へ
第1章 死を悼む―追善供養の美術(飛鳥・白鳳・天平時代の追善供養;平安時代の追善供養 ほか)
第2章 死を想う―逆修供養の美術(貴族社会の逆修供養―あらかじめ生前に供養しておくこと;算賀と尚歯会―長寿の祝いと往生への願い ほか)
第3章 死に臨む―臨終行儀の美術(臨終行儀の理論と実践;語られた往生 ほか)
第4章 死者と生者の出逢い―地上より永遠へ(死者の記憶;往生者の肖像と聖遺物 ほか)
エピローグ―ヒロシマへ



著者等紹介

加須屋誠[カスヤマコト]
1960年東京都に生まれる。1991年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。帝塚山学院大学文学部助教授などを経て、元奈良女子大学文学部教授、文学博士(京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

造形的な美しさで人びとを魅了する仏教美術。時に作品は死者への切実な想いにより制作され、敬われ、残されてきた。聖徳太子や源頼朝の追善供養、藤原道長の逆修供養、源信による臨終行儀作法などをとりあげて、死と向き合うことの意味を歴史的事象からさぐる。作品を、生者と死者とのつながりとして捉え直し、その果たしてきた社会的役割を描く。




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