内容説明
「分業」と「委任」という概念をキーワードに、現代日本の行政の実態を、他国や過去との比較を通して描き出す。豊富なデータと明快な理論枠組みを提供し、その全体像の体系的な理解へと導く。
目次
読み始める前のガイダンス
第1部 政治と行政(政治と行政の関係;日本における政治と行政の実態 ほか)
第2部 行政組織(行政組織の形態;日本の行政組織の実態 ほか)
第3部 マルチレベルの行政(マルチレベルの行政―中央・地方関係と国際関係;日本におけるマルチレベルの行政 ほか)
第4部 ガバナンスと行政(ガバナンスの様態;日本におけるガバナンスの変化 ほか)
著者等紹介
曽我謙悟[ソガケンゴ]
1971年、兵庫県に生まれる。1994年、東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科助手、大阪大学大学院法学研究科助教授、神戸大学大学院法学研究科教授などを経て、京都大学大学院法学研究科教授(行政学)。著作に、『日本の地方政治―二元代表制政府の政策選択』(共著、名古屋大学出版会、2007年、日本公共政策学会賞著作賞受賞)、『現代日本の官僚制』(東京大学出版会、2016年、日本公共政策学会賞著作賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
曽我 謙悟[ソガ ケンゴ]
著・文・その他