内容説明
経済はなぜ成長するのか?人類はいかにして十万年もの間、生存してきたのか?経済は実際にいかに成長してきたのか?これらの明晰な問いを入り口に、経済は今後も成長を続けることは可能か、あるいは成長のない資本主義は可能か?人類が到達した文明は持続可能か?という出口の問いに向けた深い思索のための書。
目次
経済史とは何か
第1部 導入―経済、社会、人間
第2部 前近代―欲望を統御する社会
第3部 近世―変容する社会と経済
第4部 近代―欲望の充足を求める社会・経済
第5部 現代―欲望の人為的維持
経済成長の限界と可能性
著者等紹介
小野塚知二[オノズカトモジ]
東京大学大学院経済学研究科教授、博士(経済学)。1957年生まれ。1981年東京大学経済学部経済学科卒業。1987年東京大学大学院経済学研究科第2種博士課程単位取得退学。1990年横浜市立大学商学部専任講師、91年同助教授。1996年東京大学大学院経済学研究科助教授。2001年東京大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
小野塚 知二[オノヅカトモジ]
著・文・その他