内容説明
全般にわたり記述を見直し、「ケース・セオリー」の意義について更なる明確化を図る。量刑弁護について章を新設するとともに、最近の裁判例も多数紹介した待望の第2版。
目次
第1部 序論(刑事裁判の変化と弁護の課題;弁護人の任務 ほか)
第2部 基本編(公判準備の概要;被疑者・被告人からの事情聴取 ほか)
第3部 量刑弁護編(量刑弁護の課題;量刑判断の枠組み ほか)
第4部 捜査段階(捜査段階の弁護活動)
第5部 身体拘束からの解放(身体拘束からの解放をめざす弁護活動)
著者等紹介
岡慎一[オカシンイチ]
1957年生まれ。東京大学法学部卒業。1987年弁護士登録。2007年〜2013年東京大学法科大学院客員教授。現在、法テラス裁判員裁判弁護技術研究室主任研究員、東京大学法科大学院非常勤講師
神山啓史[カミヤマヒロシ]
1955年生まれ。中央大学法学部卒業。1983年弁護士登録。2014年〜2018年司法研修所教官。現在、法テラス裁判員裁判弁護技術研究室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
刑事弁護の基礎理論をベースに,求める結論を導く説得的な論拠(ケース・セオリー)を具体的に解説する好評書の第2版。刑事弁護において重要なテーマである「量刑弁護」について新たな編を設けることで,より実践的な知識習得のための更なる充実を図る。
第1部 序論
第1章 刑事裁判の変化と弁護の課題/第2章 弁護人の任務/第3章 ケース・セオリー
第2部 基本編
第4章 公判準備の概要/第5章 被疑者・被告人からの事情聴取/第6章 証拠開示/第7章 弁護人による調査と証拠収集/第8章 立証計画/第9章 検察官請求証拠に対する意見/第10章 公判前整理手続における争点及び証拠の整理/第11章 最終弁論/第12章 冒頭陳述/第13章 証人尋問のルールと異議申立/第14章 主尋問/第15章 反対尋問
第3部 量刑弁護編
第16章 量刑弁護の課題/第17章 量刑判断の枠組み/第18章 量刑事情の範囲と重み/第19章 類型ごとの犯情評価/第20章 量刑弁護の公判準備
第4部 捜査段階
第21章 捜査段階の弁護活動
第5部 身体拘束からの解放
第22章 身体拘束からの解放をめざす弁護活動
岡 慎一[オカシンイチ]
著・文・その他
神山 啓史[カミヤマヒロシ]
著・文・その他