内容説明
民事訴訟実務に必須の能力とは。筆者の経験を「実践的ケース」に昇華させ、若手・中堅弁護士の力を涵養する「糧」として提供!紛争を妥当な解決へと導くために、さらなるレベルアップを図るために―その第一歩を踏み出す道しるべとなる1冊。
目次
はじめに―民事訴訟の役割と担い手の使命
民事訴訟実務における実際の仕事の仕方
実践的ケースで学ぶ(裁判所とのコミュニケーションの改善のために;論争を勝ち抜くために;法的に解決すべき問題が何かを的確に把握するために;判断枠組み解明力、調査分析能力を高めるために;問題解決能力を高めるために)
結びに代えて―創造力を高めるために
索引―八方ふさがりのような状況に陥ってしまったと感じるときに打開する手がかりを探すために
著者等紹介
〓世三郎[タカセサブロウ]
弁護士(狛・グローカル法律事務所シニアカウンセル)。1977(昭和52)年裁判官任官(東京地方裁判所判事補)。その後最高裁判所事務総局民事局付、名古屋地方裁判所判事補、東京地方裁判所判事、最高裁判所事務総局行政局第二課長、同第一課長兼第三課長、東京地方裁判所判事部総括、最高裁判所上席調査官、東京高等裁判所判事、福島地方裁判所長、東京高等裁判所判事部総括、同民事部長官代行を経て、2016(平成28)年定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)