内容説明
第1巻はほぼ前近代をあつかっているが、太古以来中世初期まではひとつのブリタニアの歴史として記述され、イングランド、スコットランド、ウェールズがそれぞれ独自の政治上・文化上のまとまりをみせはじめた6〜7世紀以降は、ひろく大陸およびアイルランドとの関係をも視野におさめつつ三者固有の発展と相関とを中世末までたどっている。
目次
第1章 先史時代のブリタニア
第2章 ローマン・ブリテン
第3章 民族大移動期のブリタニア
第4章 イングランド・スコットランド・ウェールズの形成
第5章 イングランド統一王国の形成
第6章 イングランド封建国家
第7章 王権と諸候―イングランド身分制国家の形成
第8章 ノルマン侵入後のウェールズ―独立をかけた戦い
第9章 スコットランド王国の発展
第10章 イングランド身分制国家の展開
第11章 中世末期のイングランド
第12章 イングランド支配下のウェールズ
第13章 スコットランド王国の確立