内容説明
工学から生物学・生命科学・医学へと展開しつつあるメカノバイオロジー(バイオメカニクス)。研究の第一人者が、細胞レベルのナノからマクロな領域までを一気に解説。
目次
第1章 細胞の力学応答概説
第2章 細胞骨格アクチンフィラメントの分子メカノバイオロジー解析
第3章 膜とチャネルの力学応答に関するマルチスケールメカノバイオロジー
第4章 細胞接着のメカノバイオロジー:細胞収縮性に依存した機能調節の仕組み
第5章 細胞のメカノトランスダクションと遺伝子応答
第6章 細胞の力学刺激にともなう器官形成
著者等紹介
佐藤正明[サトウマサアキ]
東北大学学際科学フロンティア研究所所長、総長特命教授。工学博士(京都大学)、東北大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
細胞骨格のようなミクロなスケールから生体組織のようなマクロなスケールまで,細胞のメカノバイオロジー研究の実際を紹介する.工学から生物学・生命科学・医学へと広がりをみせつつあるメカノバイオロジー(バイオメカニクス)について,第一線の研究者がまとめた入門書.
本書では,生体組織や器官の機能を理解するうえで重要となる細胞の力学刺激に対する応答機構について,細胞骨格のようなミクロなスケールから生体組織のようなマクロなスケールまで,細胞のメカノバイオロジー研究の実際を紹介する.
研究背景から今後の展望までをわかりやすく説明しているため,興味をもつ研究者にとって最適な一冊.
第1章 細胞の力学応答概説
第2章 細胞骨格アクチンフィラメントの分子メカノバイオロジー解析
第3章 膜とチャネルの力学応答に関するマルチスケールメカノバイオロジー
第4章 細胞接着のメカノバイオロジー:細胞収縮性に依存した機能調整の仕組み
第5章 細胞のメカノトランスダクションと遺伝子応答
第6章 細胞の力学刺激にともなう器官形成
佐藤 正明[サトウマサアキ]
東北大学 名誉教授 工博
安達 泰治[アダチタイジ]
京都大学 教授 博(工)
松下 慎二[マツシタシンジ]
井上 康博[イノウエヤスヒロ]
京都大学 准教授 博(工)
平田 宏聡[ヒラタヒロアキ]
R-Pharm Japan 理博
曽我部 正博[ソカベマサヒロ]
名古屋大学 名誉教授 工博
出口 真次[デグチシンジ]
大阪大学 教授 博(工)
安藤 譲二[アンドウジョウジ]
獨協医科大学 特任教授 医博
山本 希美子[ヤマモトキミコ]
東京大学 講師 博(工),博(医)
谷下 一夫[タニシタカズオ]
慶應義塾大学 名誉教授 Ph.D.,工博
須藤 亮[スドウリョウ]
慶應義塾大学 准教授 博(工)