内容説明
ボランティア活動を公平かつ適正に評価できれば、活動する人の適性や潜在力、今後の展開方法を見出すことができる。本書では、評価にCUDBAS(クドバス)を導入。その特徴や活用方法を紹介し、その有効性を明らかにする。
目次
ボランティア評価研究の意義と展望
第1部 ミクロレベルのボランティア評価(ボランティア評価の初期開発;ボランティア学習とキー・コンピテンシー評価;社会参画力を育む授業実践と評価:地域イベントの導入 ほか)
第2部 メゾレベルのボランティア評価(「潜在的ボランティア」活動に踏み出す具備条件;「社会参画型教育プログラム」の実施・運営能力と評価;アクティヴ・シニアのエンパワメントと評価)
第3部 マクロレベルのボランティア評価(社会教育計画立案に向けた産学官民連携の協議:CUDBASの成果;生涯学習機関における企画・立案過程の提案:事業到達度の評価;市民性と地域参画力を育てるサービス・ラーニングの可能性と評価)
ボランティア評価学の体系化を目指して
著者等紹介
齊藤ゆか[サイトウユカ]
現在、神奈川大学人間科学部教授・学長補佐。専門は生涯教育学、ボランティア・NPO学、生活経営学。1974年東京都生まれ。2018年同大教授・資格教育課程センター(社会教育担当)。受賞歴:2006年日本NPO学会、研究奨励賞(第5回)。2013年日本ボランティア学習協会、アレック・ディクソン賞(ボランティア学習研究部門・研究論文)。2017年日本NPO学会、優秀研究発表賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
ボランティア活動を公平かつ適正に評価できれば、活動する人の適性や潜在力、今後の展開方法を見出すことができる。本書では、評価にCUDBAS(クドバス)*を導入。その特徴や活用方法を紹介し、その有効性を明らかにする。
* A Method of Curriculum Development Based on Vocational Ability Structure (職業能力の構造に基づくカリキュラム開発手法)の略称。