内容説明
2010年に世界第2位の経済大国となったのち、新常態といわれる新たな模索の時代に入った中国。海外企業が撤退しているなか、中国はいまも自由貿易試験区など改革を強く推進し、労働分野では新たな労働契約法の制定など生産現場は激動している。本書は、直接調査が極めて難しい中国国有・私有企業の現場管理者に継続的に詳細な聞き取りを行った、具体的な今を捉える実態調査・報告の集大成。
目次
いま中国企業の生産現場をとらえる意義
第1部 高度成長の終焉から新常態へ(計画経済期における画一的管理と労働力の固定化;改革開放期における労使関係の変容と労働力の流動化)
第2部 新常態時代への現場改革と試行の実態(雇用形態の多様化した現場―大手国有電機機器メーカーA社;非正規雇用が溢れる現場―大手国有トラック工場B社;法律違反も存在する現場―大手民営ホイール製造企業C社;「道」と「術」で鍛える現場―大手民営厨房用電器メーカーD社)
終章 新しい労使関係の模索とその問題点
著者等紹介
竇少杰[トウショウケツ]
1976年中国青島生まれ。同志社大学大学院社会学研究科博士後期課程修了(博士:産業関係学)。同志社大学技術・企業・国際競争力研究センター特別研究員、北京大学政府管理学院・客員研究員を経て、現在、立命館大学経営学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
2010年に世界第2位の経済大国となったのち、新常態といわれる新たな模索の時代に入った中国。海外企業が撤退しているなか、中国はいまも自由貿易試験区など改革を強く推進し、労働分野では新たな労働契約法の制定など生産現場は激動している。本書は、直接調査が極めて難しい中国国有・私有企業の現場管理者に継続的に詳細な聞き取りを行った、具体的な今を捉える実態調査・報告の集大成。