内容説明
高校歴史教科書の知識をベースに、西洋史・東洋史と日本史を結びつけ、複雑に入り組む二〇世紀の歴史を同時的に描く。人種主義やジェノサイドなど、人類共通の問題群を主軸に据え、各国の視点からではなく、世界史上の出来事のトランスナショナルな関係性を重視するグローバル・ヒストリーの視点から、世界現代史の再構築を試みる。大人が学び直すための世界現代史入門として最適。
目次
プロローグ 二〇世紀前夜の世界
第1章 人種主義と民族主義の拡大―一九〇〇年代
第2章 革命と戦争の世界―一九一〇年代
第3章 平和と協調の模索―一九二〇年代
第4章 奈落へとおちる世界―一九三〇年代
第5章 世界の破滅、終わらない戦争―一九四〇年代
第6章 核の恐怖から平和共存へ―一九五〇年代
第7章 グローバルな市民の抵抗―一九六〇年代
第8章 現代世界の転換期―一九七〇年代
第9章 民主化のドミノ―一九八〇年代
第10章 地域の分裂と統合―一九九〇年代
エピローグ 二一世紀の世界
著者等紹介
北村厚[キタムラアツシ]
1975年福岡市生まれ。2004年九州大学大学院法学府博士課程を単位取得退学。2007年博士(法学)を取得。九州大学大学院法学研究院講師、法政大学法学部兼任講師、東京成徳大学高等学校専任講師(世界史)等を経て、神戸学院大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
高校歴史教科書の知識をベースに、西洋史・東洋史と日本史を結びつけ、複雑に入り組む20世紀の歴史を同時的に描く。人種主義やジェノサイドなど、人類共通の問題群を主軸に据え、各国の視点からではなく、世界史上の出来事のトランスナショナルな関係性を重視するグローバル・ヒストリーの視点から、世界現代史の再構築を試みる。大人が学び直すための世界現代史入門として最適。