古典から読み解く経済思想史

著者:経済学史学会/井上 琢智/栗田 啓子/田村 信一/堂目 卓生【ほか編】
出版社:ミネルヴァ書房

商品説明

内容説明

本書は、経済思想家の理論へのアプローチだけではなく、現在社会のトピックを、思想家の理論から読み解いていく。そのなかで現代への処方箋を探り、読者に現代社会を「診る」眼を養ってもらうことを意図している。経済学史学会創立60周年記念出版の入門書。



目次

古典から読み解く経済思自史
第1部 市場・政府・中間組織(社会、市場、および政府―アダム・スミスの総合知;グローバル化と貨幣―ジョン・ロックからベン・バーナンキへ;市場の倫理―カーネギー、クラーク、ナイトの論じ方;19世紀末フランスにおける「アソシアシオン」の展開―シェイソン、ゴダン、ジッドを中心として)
第2部 資本主義・エコロジー・環境(資本主義とエコロジー―ゾンバルトの近代資本主義論;戦間期ケンブリッジの経済学と資本主義観―ケインズ、ロバートソン、ホートレー、ピグー;イギリス経済思想史における穀物―ステュアートからオールまで;慶在学は環境をどう捉えてきたか―ピグー、制度派、エントロピー)
第3部 生活・福祉・教育(労働と賃金―アダム・スミスの分業論と高賃金論;究極の安全を求めて―ベヴァリッジにおける理想社会;少子化とワーク・ライフ・バランス―ミュルダールの人口論;「学問のすすめ」の社会・経済思想―スミス、ミル、福沢)



著者等紹介

井上琢智[イノウエタクトシ]
1946年生まれ。1975年関西学院大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1988年経済学博士(関西学院大学)。現在、関西学院大学経済学部教授

栗田啓子[クリタケイコ]
1951年生まれ。1984年早稲田大学大学院商学研究科経済学専攻博士課程後期修了。1990年博士(経済学)パリ第一大学。現在、東京女子大学現代教養学部国際社会学科教授

田村信一[タムラシンイチ]
1948年生まれ。1979年立教大学大学院経済学研究科博士課程修了。1980年経済学博士(立教大学)。現在、北星学園大学経済学部経済学科教授

堂目卓生[ドウメタクオ]
1959年生まれ。1988年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。1991年経済学博士(京都大学)。現在、大阪大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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