蛇と梯子―イギリスの社会的流動性神話

著者:トッド,セリーナ【著】〈Todd,Selina〉/近藤 康裕【訳】
出版社:みすず書房

商品説明

内容説明

「どんな来歴の持ち主であれトップにのぼりつめる機会は与えられている」(マーガレット・サッチャー)。「社会的流動性こそがイギリス的生活の主要要因とみなしたい」(トニー・ブレア)。パイオニア世代からミレニアル世代まで19世紀末から20世紀末にかけて生まれた7つの世代の証言をたどりつつ、英国会社の特徴と謳われた「社会的流動性」とメリトクラシー社会の実相を探る。エゴドキュメントで読みとくイギリス現代史。



目次

1 パイオニア世代 1880‐1899
2 不安定な世代 1900‐1919
3 大躍進世代 1920‐1934
4 黄金の世代 1935‐1955
5 カササギ世代 1956‐1971
6 サッチャーの子供たち 1972‐1985
結論 梯子をなくせばもっと明るい未来が実現できる



著者等紹介

トッド,セリーナ[トッド,セリーナ] [Todd,Selina]
1975年生まれ。ニューカッスル・アポン・タインで育つ。ウォリック大学卒業後、サセックス大学大学院で博士号取得。オックスフォード大学教授(近現代史)

近藤康裕[コンドウヤスヒロ]
1980年生まれ。一橋大学言語社会研究科博士後期課程修了。慶應義塾大学法学部准教授。イギリス文学・文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

「1880年から19世紀の終わりにかけて生まれた人びとは、その大多数が梯子をのぼるかおりるかした最初の世代であり、それ以降のすべての世代が梯子の昇降を経験してきた。だが、そうであるにもかかわらずこれまでの140年間、才能や努力や向上心よりも生まれと富がはるかに大きな影響を個人の社会的地位におよぼしてきたのである。その理由を本書は説明する。この時代を生きてきた人びとのストーリーを語りながら、階級の梯子を誰がつくり、誰がつくりかえたのか明らかにする。そしてなぜ、どのようにして人びとが自分たちの生活を変えようとしたのか、またときには自分たちの暮らす社会を変革しようとしたのか明らかにし、梯子をのぼったり、そこから滑落してしまったりした人びとの経験を描きだす」

「どんな来歴の持ち主であれトップにのぼりつめる機会は与えられている」(マーガレット・サッチャー)。「社会的流動性こそがイギリス的生活の主要要因とみなしたい」(トニー・ブレア)。パイオニア世代からミレニアル世代まで19世紀末から20世紀末にかけて生まれた7つの世代の証言をたどりつつ、英国社会の特徴と謳われた「社会的流動性」とメリトクラシー社会の実相を探る。エゴドキュメントで読みとくイギリス現代史。




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