機能獲得の進化史―化石に見る「眼・顎・翼・あし」の誕生

著者:土屋 健【著】/群馬県立自然史博物館【監修】/かわさき しゅんいち/藤井 康文【イラスト】
出版社:みすず書房

商品説明

内容説明

最初に眼や顎を獲得したのはどのような生物だったのか。その出現により当時の生態系に何が起きたのか。6億年の生命史に転換点をもたらした生物たちに迫る。



目次

第1章 攻撃と防御
第2章 遠隔検知
第3章 あし
第4章 飛行
第5章 愛情



著者等紹介

土屋健[ツチヤケン]
2003年、金沢大学大学院自然科学研究科修士課程修了。科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、現在、オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。日本古生物学会会員。日本地質学会会員、日本文藝家協会会員。専門は地質学、古生物学。著書・監修書多数。2019年、日本古生物学会貢献賞を受賞

かわさきしゅんいち[カワサキシュンイチ]
1990年、大阪府生まれ。一般企業に就職後、独立。現在、絵本作家、動物画家、漫画家。生物多様性の面白さを伝えるため、時代や分類問わず生き物の目線や人とのつながりを描く

藤井康文[フジイヤスフミ]
1949年、山口県生まれ。1972年、立教大学経済学部卒業。広告代理店、制作会社を経て、1980年代から現在まで古生物復原画家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

生命史において、最初に「眼」や「顎」を、「あし」や「翼」などの機能を獲得したのはどのような生物だったのだろう。そしてその始点に、化石記録によってどこまで迫ることができるのだろうか。
新たな機能を獲得した種の出現によって、その生態系での生存のルールが一変することがある。たとえば約6億年前には、眼も手足もない生物たちが海で暮らしていた。しかしひとたび眼を持つ生物が出現すると、生態系が激変した。弱肉強食の世界に変わったのだ。
その後も、たとえばあしを転用することで陸上生態系への進出が、乾燥に耐えうる卵を生むことで完全な陸上生活が可能になった。巣を作ることで、生存の難しい地域に進出できるようにもなった。
飛行能力、暗視能力、反響定位能力。新たな生存のルールのもとで、生物は次々に新たな機能を獲得していき――そして現在、生物は地球上の至るところにはびこっている。44点の古生物イラストとともに、6億年の生命史に転換点をもたらした生物たちに迫る書。




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