生の館

著者:プラーツ,マリオ【著】〈Praz,Mario〉/上村 忠男【監訳】/中山 エツコ【訳】
出版社:みすず書房

商品説明

内容説明

室内は記憶の森。蒐集は世界の構築。人を“もの”以上に愛することはできるのか。博学が自宅の部屋をめぐって時代と人生を語る、類を見ない20世紀イタリア文学。



目次

ジュリア通り
玄関ホール
食堂
リッチ広場に面した寝室
通路の間
ルチアの部屋
大広間
ブドワール



著者等紹介

プラーツ,マリオ[プラーツ,マリオ] [Praz,Mario]
1896年ローマ生まれ。1982年歿。イタリアの文学批評家、エッセイスト、美術品蒐集家。1923年から34年までイギリスに滞在し、リヴァプール大学とマンチェスター大学でイタリア語文学の教授。34年イタリアに戻り、66年までローマ大学の英語英文学教授をつとめた

上村忠男[ウエムラタダオ]
1941年兵庫県尼崎市に生まれる。東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。学問論・思想史専攻

中山エツコ[ナカヤマエツコ]
1957年東京生まれ。翻訳家。東京外国語大学卒業、東京大学大学院修士課程修了、ヴェネツィア大学文学部卒業。イタリア文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

綺想とデカダンスの英文学研究者であるイタリア人が1934年から69年まで住んだローマの家の部屋を一つずつ辿り、室内装飾、美術・家具の思い出を通して自分と時代の変化を綴る。それは古代からルネサンスに伝承した記憶術の再現のようだ。文学者から見たファシズム、友人や恋人たち。離婚。コレクターの神髄。欧州の盛衰。黄昏の中で自らの老いと骨董品化の悲哀に向き合い、光を放つ。著者が亡くなるまで住んだ家は現在、「マリオ・プラーツ博物館」として公開されている。写真多数。




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