金沢大学人間社会研究叢書 ローカルな伝統食の消費,認識,その変容―北陸・魚食の「見える化」事例から

著者:林 紀代美【著】
出版社:丸善出版

商品説明

目次

第1部 石川県の事例から(1) 日常の食にみる地域のひろがりと活用上の課題(海藻・魚醤油の利用からみた「能登地域」のひろがり;献立の消費や評価、その変容―奥能登の「なれずし」の事例―)
第2部 富山県から他地域へ 食材の移動、魚食習慣の地域差とその変容(飛騨地域におけるブリ・サケ消費と年取魚ブリへの認識;木曽・伊那地域の年取りでのブリ食の実態と認識;両地域の考察結果からみえること)
第3部 石川県の事例から(2) ハレの日の食にみる地域資源の活用、献立の変容(「キリコ祭り」での会食の特徴・機能と人々の認識;「ほうらい祭り」での会食の特徴・機能と人々の認識;両地域の考察結果からみえること)
第4部 福井県の事例から 地域らしい、あるいは伝統的とされる食の販売と消費(奥越地域における半夏生鯖の販売・消費実態と発揮される役割)



著者等紹介

林紀代美[ハヤシキヨミ]
金沢大学人間社会研究域地域創造学系・准教授。専門は、地理学・地理教育。特に、水産物の流通・消費構造、地域の食文化・食生活に注目(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

「地域らしい食」,「伝統食」という表現は,その範囲,期間にあいまいさを含んでいる。ある地域に住む人々は,なぜ、どのようにそれらを食べ、また用い続けているのか。時を経て「変わるもの・変わらないもの」は何だろうか。独特の魚食文化がみられる能登を中心とした北陸地方をフィールドに、地域ならではの伝統食の消費実態とその変容・継承のしかたを探る。




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