皮膚ガスの分析化学 - 基礎と応用

著者:津田孝雄
出版社:丸善出版

商品説明

出版社内容情報

医療・ヘルスケア分野での幅広い応用が期待される皮膚ガス研究を、豊富な実務経験をもつ第一人者が解説。
近年、皮膚から常時放出される皮膚ガスが代謝の一環であるという認識が、サンプリング方法の工夫と開発、測定技術の進歩により広まりつつあり、非侵襲的な健康管理、体調ケアへの応用手段として注目が集まっている。
本書では、皮膚ガスとはなにか、食品や薬、生活環境などから体に取り込まれガスとして体から出てくる物質にはどういったものがあるのか、そこから得られる情報をどう生かすか、皮膚ガスの捕集・測定・評価法を分析事例を示しながら簡潔に解説する。


【目次】

1 皮膚ガスの発見と発展
  1.1 皮膚ガスの発見
  1.2 皮膚表面の観察
  1.3 発汗と皮膚ガス
    1.3.1 皮下からの化合物の揮散ルート
    1.3.2 皮膚ガスは呼気よりもにおいの主体
    1.3.3 人からの“におい”が漂う距離:香水を用いた実験
  1.4 皮膚ガスの捕集手順と前濃縮
  1.5 体からのにおいと病気や食物との関係

2 皮膚ガスの発展史

3 皮膚ガスの種類
  3.1 発生由来と発生機構
    3.1.1 発生の由来
    3.1.2 発生機構
  3.2 皮膚ガスのにおい

4 皮膚の構造と皮膚ガスの揮散機構
  4.1 皮膚の構造
  4.2 皮膚表面の汗腺活動
  4.3 皮膚ガスと血液:皮下における抹消血管
  4.4 皮膚ガスと末梢神経のネットワーク
  4.5 皮膚ガスの発生ルート
    4.5.1 皮下からの化合物の揮散ルート
    4.5.2 皮膚吸収による揮散ルート

5 皮膚ガスの分析化学:微量ガスの補集と測定方法
  5.1 皮膚ガスの捕集
    5.1.1 手からの捕集
    5.1.2 指からの捕集
    5.1.3 腕からの捕集
    5.1.4 胸部からの捕集
    5.1.5 腕からの捕集
    5.1.6 足からの捕集
    5.1.7 全身からの捕集
     5.1.8 水中での捕集
    5.1.9 媒体を使用する方法
    5.1.10 動物からの皮膚ガスの捕集
  5.2 皮膚ガスの測定方法
    5.2.1 皮膚ガス捕集の留意事項
    5.2.2 クロマトグラフィーによる皮膚ガスの測定方法
    5.2.3 微量ガスの濃縮・測定方法

6 皮膚ガスの主要成分:アセトン・エタノール・アンモニア・一酸化窒素
  6.1 アセトン
    6.1.1 アセトンの測定と濃度変化
    6.1.2 アセトンと糖尿病
    6.1.3 アセトンと運動
  6.2 エタノール
    6.2.1 アルコール摂取による皮膚ガス中のアルコール濃度の変化
    6.2.2 簡易アルコール検知器による検出:呼気アルコールとの比較
    6.2.3 アルコール摂取に伴う蚊の降着の変化
    6.2.4 手から放出される皮膚ガスアルコールの三次元測定
  6.3 アンモニア
    6.3.1 アンモニアの測定
    6.3.2 肝




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