内容説明
わかりやすく、はっきりとしたイラストにより、免疫学の重要な概念を理解・修得しやすく、試験や臨床現場に自信を持って臨むことができる。好評のリッピンコットシリーズの一冊。
目次
1 存在するということ:自己および自己/非自己を認識するという概念(自己認識の必要性;抗原とレセプター)
2 自然免疫系(感染に対するバリア;自然免疫系を構成する細胞群 ほか)
3 獲得免疫系(獲得免疫に関与する分子;細胞と臓器 ほか)
4 臨床面からみた免疫(健康の維持:自然免疫と獲得免疫による健康管理;過敏反応 ほか)
著者等紹介
矢田純一[ヤダジュンイチ]
東京医科歯科大学名誉教授
高橋秀実[タカハシヒデミ]
日本医科大学名誉教授
藤尾圭志[フジオケイシ]
東京大学大学院医学系研究科内科学専攻アレルギー・リウマチ学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
世界的に支持を得ている『LippincottR Illustrated Reviews』シリーズから、『イラストレイテッド免疫学』の改訂翻訳版。免疫系を臨床的な視点で捉えられるようになるテキスト。
視覚的に理解できる豊富なイラスト、簡潔な文章、ポイントとなる臨床テーマの理解を深める「臨床応用」が特徴。
第I編で「免疫システム」の意義について概説。第II編で「自然免疫系」の実体を、第III編で「獲得/適応免疫系」の役割を具体的に示し、免疫系の2大柱である「自然免疫」と「獲得/適応免疫」の基本的な事項が学べる。第IV編で「免疫システム」の臨床との具体的な関与を症例を示しながら解説。それぞれの編を有機的につなげ、複雑な免疫システムをわかりやすく解説する。COVID-19についても記述。
各章末の「章の要約」とさらに充実した「学習問題」で章ごとに、巻末の「復習問題」で全体を通しての理解度を確認できる。