光電子分光詳論―基礎から学ぶ原子配列・電子構造イメージング

著者:松井 文彦/松下 智裕/大門 寛【著】
出版社:丸善出版

商品説明

内容説明

光電子分光は、光で電子を束縛状態から引き離し、エネルギーと運動量を測定することによって、固体の原子配列や電子の挙動(結晶・ナノ構造と結合状態・バンド分散)を解明する手法である。本書は、光電子分光、とくに2次元光電子分光を始める際に、自分で解析、計算ができるよう、式や数値が丁寧に記載されている。光電子が織りなす2次元放出角度分布は大変美しい。本書はその美しさを知り、活用するための手引きとなる。



目次

第1章 光電子分光の基礎
第2章 分光器と分析器
第3章 光励起過程と光電子放出角度分布
第4章 内殻励起
第5章 価電子励起
第6章 共鳴とエネルギー損失
付録A 単位系と結晶構造
付録B 電磁気学の基礎
付録C 量子力学の基礎
付録D 散乱理論



著者等紹介

松井文彦[マツイフミヒコ]
分子科学研究所主任研究員。博士(理学)。東京大学大学院理学系研究科化学専攻博士課程修了。専門は放射光による分析技術開発と表面物性研究。奈良先端科学技術大学院大学准教授、チューリッヒ大学客員教授などを経て、現職

松下智裕[マツシタトモヒロ]
奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科教授。博士(理学)。大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士課程修了。高輝度光科学研究センター主席研究員などを経て現職

大門寛[ダイモンヒロシ]
豊田理化学研究所フェロー。理学博士。東京大学大学院理学系研究科化学専攻修士課程修了。専門は放射光2次元光電子分光と表面物性。東京大学物性研究所教務職員、東京大学理学部助手、大阪大学基礎工学部助教授、米国ローレンスバークレー研究所客員研究員、奈良先端科学技術大学院大学教授などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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