内容説明
「看護診断の概念がよくわからない」「診断名が難しい」「学校であまり教わらなかった」など看護診断に対して苦手意識があったり、看護診断は難しいと感じている方もいるのではないでしょうか?本書では、「看護過程」を理解すれば、「看護診断」は容易にできるようになることが、平易に解説されています。看護過程の理解から看護診断の考え方を学ぶことで、看護診断はスムーズにできるようになるでしょう。看護診断を学んだことのない学生や看護師にとっては、看護診断ができるようになるという点で、すでに看護診断を使っている看護師にとっては、看護診断を行うさいの思考プロセスが確認できるという点で役立つ一冊です。
目次
第1章 看護診断の考え方
第2章 看護過程の確認
第3章 看護診断の理解
第4章 看護診断の実際
付録1 看護診断の自己学習方法
付録2 看護診断における中範囲理論の有用性
著者等紹介
滝島紀子[タキシマノリコ]
千葉大学教育学部(特別教科看護教員養成課程)卒業。明星大学人文学研究科教育学専攻修了。東京大学医学部附属病院、杏林大学医学部付属看護専門学校、日本赤十字看護大学、東海大学健康科学部看護学科を経て、川崎市立看護短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
看護診断に対する不安や疑問に応える本として好評なテキストの改訂版。看護過程の概念と看護診断の関連・考え方が理解できるよう解説看護診断に関する基礎・基本がわかり、自己学習によって看護診断ができるようになる、看護診断に対する不安や疑問に応える本として好評をいただいているテキストの改訂版。看護過程の概念と看護診断の関連・考え方が理解できるように解説されている。また、実際に看護診断をどのように行えばよいのか、事例に基づいて看護診断プロセスを提示する。
第1章 看護診断の考え方
第2章 看護過程の確認
1 看護過程の概要
2 「アセスメント」 → 「診断」 における思考プロセス
第3章 看護診断の理解
1 看護過程と看護診断
2 看護診断プロセスを理解するうえで必要となる知識
3 看護診断のプロセス
4 妥当性の高い看護診断を行うためのポイント
5 看護診断名を理解するためのポイント
第4章 看護診断の実際
1 入院時の看護診断プロセス
2 入院中に生じた援助が必要と思われる対象の状態・状況に対する看護診断プロセス
付録1 看護診断の自己学習方法
1 「看護診断事例」を活用して行う場合
2 「病棟の記録」を活用して行う場合
付録2 看護診断における中範囲理論の有用性
索 引
滝島 紀子[タキシマノリコ]
著・文・その他