内容説明
本書の「一番星」は、暮れゆく空にはじめに見える星ではなく、宇宙で最初に生まれた星を指します。いまでは“星の数ほど”たくさんの星が存在することがわかっていますが、宇宙で一番最初の星は、いつ、どのように産声をあげたのでしょうか。夜空の星から天の川へ、天の川から銀河系へ、銀河系から銀河へ、銀河から宇宙へ、宇宙から一番星へと、130億光年以上の彼方をさかのぼって、一番星を探しにいきましょう。
目次
第1章 夜空の星から天の川へ(満天の星;星はなぜ光る;星の誕生;天の川)
第2章 天の川から銀河系へ(天の川の形;渦巻星雲の謎;美しい銀河としての天の川)
第3章 銀河系から銀河へ(アンドロメダ銀河;銀河の世界も十人十色;銀河に彩られた宇宙)
第4章 銀河から宇宙へ(宇宙の歴史と一番星;ビッグバン宇宙論;宇宙を操るもの)
第5章 宇宙から一番星へ(銀河の誕生と宇宙の一番星;生まれたての銀河の肖像;ハッブル宇宙望遠鏡の挑戦;宇宙の一番星を探して)