内容説明
有効性や安全性に優れた医薬品を創製するには、遺伝子情報や分子生物学、コンピュータ技術、不斉合成技術、非臨床・臨床評価の技術など諸科学技術を駆使した戦略と戦術が必要とされています。本書は、これからの時代に対応するための実践的学問の書として、医薬開発の今日的な考え方や規制のポイントをまとめるとともに、製薬企業の研究開発実務経験者らによる創薬の発想、創製途上における多くの試行錯誤の事例を紹介しています。
目次
総論(創薬研究からEvidence‐Based Medicineまで;21世紀の創薬科学)
各論(細菌感染症と薬;ウイルス感染症と薬;β受容体遮断薬;ヒスタミンH2‐受容体拮抗薬;一酸化窒素(NO)と薬
レニン‐アンジオテンシン‐アルドステロン系に働く薬 ほか)
著者等紹介
山崎恒義[ヤマザキツネヨシ]
慶應義塾大学薬学部
堀江透[ホリエトオル]
ディ・スリー研究所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)