内容説明
奪われた青春…学徒兵が見た地獄とは何だったのか。無責任な国策に盲目的服従を強いられ、捕虜生活を経て生き残った私は、戦争とは何だったのかと問い続けてきた。日本無条件降伏の日、激しい砲撃戦の中で彼が見たものとは。そしてシベリアに向かい、そこで経験したこととは。シベリア抑留経験者が語る、戦争の現実。
著者等紹介
松本茂雄[マツモトシゲオ]
大正14年、福島市生まれ。県立福島中学校を卒業後、第二早稲田高等学院に入学。昭和20年に入隊、対ソ戦闘、シベリア抑留。昭和23年に復員後、昭和27年早稲田大学政経学部卒業。その後は自動車会社勤務、人材開発事業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
暴力、強制労働、過酷な抑留生活・・・・・・学徒兵が見た地獄とは何だったのか。戦争経験者が語った、開戦から終戦、そして帰国までの途。
【目次】