扶桑社新書 河川敷の『原住民』―令和ホームレスの実像

著者:趙 海成【著】
出版社:扶桑社

商品説明

内容説明

ブルーシートの下にあるのは、絶望か、自由か、ささやかな矜持か?令和で格差が拡大する日本社会の中で、変化が訪れていた!Newsweek日本版で反響を呼んだ連載、ついに書籍化!在日中国人ジャーナリストと河川敷のホームレスとの3年間に渡る交流。令和のホームレスが異邦人に語った生活・収入・内面…。ウクライナ戦争がホームレスの生活を左右する!?もしまた投票できるなら、「●●党に入れる」。数万円の給付も、住所不定故に届かない。猫のために、生活保護を受けることを拒否した。



目次

第1章 兄弟
第2章 お母さん
第3章 兄貴
第4章 兄弟その後
第5章 征一郎さん
第6章 若年ホームレス



著者等紹介

趙海成[チャオハイチェン]
1982年に北京対外貿易学院(現在の対外経済貿易大学)日本語学科を卒業。1985年に来日し、日本大学芸術学部でテレビ理論を専攻。1988年には日本初の在日中国人向け中国語新聞「留学生新聞」の創刊に携わり、初代編集長を10年間務めた。現在はフリーのライター/カメラマンとして活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

都市の片隅で、人はどのように生きているのか。
そして、その生き方は本当に「自己責任」で片づけられるものなのか。

ニューズウィーク日本版オンラインで反響を呼んだ連載をもとに、令和日本の「見えない現実」を描き出す渾身のルポルタージュ。

東京の河川敷で暮らすホームレスたちに、著者は3年以上にわたり密着取材を続けてきた。外国人でありながら、日本社会の内側にも深く関わる存在である著者の二重の視点は、日本人が無意識のうちに目を背けてきたホームレスへの「静かな無関心」を鋭く照らし出す。

洪水、寒波、猛暑、感染症、犯罪−−過酷な環境の中で生きる彼らの日常、過去の挫折、そして人生観が、連載を通じて時間をかけて丁寧に記録されていく。

「私はホームレスになったその日から、この選択を人生の冒険としてきた」
野外生活を“冒険”と呼ぶあるホームレスの言葉は、「貧困は自己責任」という単純な物語を根底から揺さぶる。そこには、危険や不安と隣り合わせでありながらも、自らの人生を引き受けようとする強い意志がある。

巨大都市・東京の豊かさの陰に広がる、もうひとつの世界。
本書は、その現実をセンセーショナルに消費するのではなく、確かな取材に裏打ちされた言葉で、静かに、しかし確実に読者の価値観に問いを投げかける。

読み終えたあと、あなたの中で「当たり前だと思っていた社会の見え方」が、少し変わっているはずだ。


【目次】




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