扶桑社文庫 侍は「幕末・明治」をどう生きたのか

著者:河合 敦【著】
出版社:扶桑社

商品説明

内容説明

大政奉還によって江戸幕府が消滅し、廃藩置県で各地の藩も廃止に。戊辰戦争で勝った側の藩、負けた側の藩、そして幕府の侍たちは、激動の世をどう生き抜いたのか。佐賀藩士の江藤新平は、初代司法卿として活躍するも、「佐賀の乱」の首謀者として哀れな最期を遂げた。越後長岡藩の目付だった三島億二郎は、北越戊辰戦争で疲弊した地元の復興に尽力した。幕臣だった林董は、外交官として大成し、日英同盟の立役者となった。人気歴史研究家・河合敦先生による、幕末・明治シリーズ最新刊!



目次

第一章 戊辰戦争で勝った側の藩士たち(江藤新平;五代友厚)
第二章 戊辰戦争で負けた側の藩士たち(山本覚馬;三島億二郎)
第三章 日和見側の藩士たち(関義臣;田中久重)
第四章 幕臣たち(林董;田中芳男;永井尚志)



著者等紹介

河合敦[カワイアツシ]
歴史作家、多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師。1965年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。歴史書籍の執筆、監修のほか、講演やテレビ出演も精力的にこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

シリーズ累計15万部突破!
戊辰戦争で勝った側、負けた側の「侍」たちは
その後の動乱の世をどう生き抜いたのか。
江藤新平、五代友厚、三島億二郎、林董など
悲喜こもごもの「流転の人生」を描く!


大政奉還によって江戸幕府が消滅し、廃藩置県で各地の藩も廃止に。戊辰戦争で勝った側の藩、負けた側の藩、そして幕府の侍たちは、この動乱をどう生き抜いたのか。佐賀藩士の江藤新平は、初代司法卿として活躍するも、「佐賀の乱」の首謀者として哀れな最期を遂げた。越後長岡藩の目付だった三島億二郎は、北越戊辰戦争で疲弊した地元の復興に尽力した。幕臣だった林董は、外交官として大成し、日英同盟の立役者となった。人気歴史研究家・河合敦先生による、幕末・明治シリーズ最新刊! 


〜登場人物〜

・江藤新平
佐賀藩士。初代司法卿として近代司法制度の基礎を築いた。「佐賀の乱」の首謀者となり、最後は斬首刑に処せられる。

・五代友厚
薩摩藩士。鉱山経営、藍の製造販売などを行う。藩閥政府とつながりが深く、政商とも呼ばれる。大阪の経済発展に貢献した。

・山本覚馬
会津藩士。新島八重の兄。盲目となるも、初期の京都府政を指導した。同志社大学設立に大きく寄与する。

・三島億二郎
越後長岡藩士。北越戦争で疲弊した長岡の復興と近代化に尽力。私利私欲を求めず、人格者として慕われた。

・関義臣
福井藩士。坂本龍馬と意気投合し、海援隊に加わる。武生騒動で死刑になりかけるも、のちに釈放。以後官僚として活躍。

・田中久重
「からくり儀右衛門」と呼ばれた発明家。芝浦製作所の創業者。職人の子として生まれるが、久留米藩士の地位を得る。

・林董
幕臣。明治維新後は外交官として活躍し、日英同盟の立役者となる。

・田中芳男
飯田城下に生まれたのち、幕府に仕える。日本で初めて西洋式の昆虫標本を作成し、「日本の博物館の父」として知られる。

・永井尚志
幕府の若年寄として、徳川慶喜のもとで活躍。戊辰戦争を経て、箱館戦争に参加。坂本龍馬暗殺の黒幕説もある。


【目次】




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