内容説明
忘れ物の確認、宿題の手伝い、ゲーム・スマホの禁止。よかれと思ってやっていることが、子どもの可能性をせばめていた!?『いこーよ』の6万人の親子との関わりでわかった自立した子どもの育て方。やらないことで子どもは自立し、親はラクになる。
目次
1 親がやらなくていいこと 生活編(子どもの洋服を毎日決めなくていい;子ども部屋の片付けをしなくていい ほか)
2 親がやらなくていいこと 遊び編(おもちゃをたくさん買い与えなくていい;遊んでいる子どもに話しかけなくていい ほか)
3 親がやらなくていいこと 学び編(子どもの疑問にはすぐに答えなくていい;向き・不向きで習い事を決めなくていい ほか)
4 親がやらなくていいこと 親の気持ち・メンタル編(「何でできないの?」子どもの“できない理由”探しに必死にならなくていい;「うちの子、何をやっても中途半端」と心配しなくていい ほか)
著者等紹介
青木康太朗[アオキコウタロウ]
國學院大學 人間開発学部 子ども支援学科 教授。大阪体育大学大学院スポーツ科学研究科修了。国立青少年教育振興機構研究員、北翔大学 生涯スポーツ学部 准教授を経て現職。専門は青少年教育、野外教育で、自然体験活動の教育効果や安全管理の研究、指導者の養成、体験活動の普及啓発に取り組んでいる。文部科学省 生涯学習調査官、こども家庭庁 子ども家庭審議会基本政策部会 臨時委員、国立青少年教育振興機構 青少年教育研究センター 客員研究員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
◆6万人の親子との関わりでわかった「本当はやらなくていい」子育て
子どものためと思って、つい先回りして助けたり、
親が何でもしてあげなければと焦っていたりしませんか?
・ゲームやスマホの禁止
・通学前の持ち物確認
・子どもの宿題の手伝い
……実はこれ、全部やらなくていいことなんです!
親がよかれと思ってやっていることが、
子どもの可能性に蓋をしているかもしれません。
本書では、子どものお出かけ情報サイト『いこ−よ』の研究機関
『いこーよ 子どもの未来と生きる力研究所』で行ってきた
親子調査や研究結果をもとに、
「親がやらなくていいこと」を紹介しています。
先回りではなく、信じて見守る。ときには手放す。
むしろ「やらない」ことで子どもは自らの力で育ち、親もラクになる。
「子どもをしっかり育てなきゃ」と肩に力が入っている方こそ、ぜひ手に取ってみてください。
子どもと親、両方がもっと自由にのびのびと過ごせるきっかけになるはずです。
<目次>
導入 子どもの自立に必要な3つの力
PART1 親がやらなくていいこと 生活編
PART 2 親がやらなくていいこと 遊び編
PART 3 親がやらなくていいこと 学び編
PART 4 親がやらなくていいこと 親の気持ち・メンタル編
【目次】