内容説明
1945年9月27日から1951年4月15日まで、11回にわたって行われた会見で何が話されたのか?戦後日本の国家像をかたちづくった会見の真相を、側近たちの手記を手掛かりに、時代背景や社会・政治状況を踏まえて読み解いていく。戦後の原点がここにある!
目次
序章 天皇・マッカーサー会見は戦後日本の原点
第1章 第一回天皇・マッカーサー会見
第2章 第二回会見は食糧・憲法・巡幸等多岐に
第3章 第三回会見は象徴天皇の発言
第4章 第四回会見は安全保障問題に踏み込む
第5章 第五回会見は米軍の沖縄長期駐留容認
第6章 第七回会見は地方巡幸の再開を要望
第7章 第八回会見は国内の治安問題に言及
第8章 第九回会見は講和条約早期締結を要望
第9章 第一〇回会見は対日講和の見通しを示す
第10章 第一一回会見は天皇・マッカーサー最後の会見
著者等紹介
岡村青[オカムラアオ]
ノンフィクション・ライター。1949年茨城県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
昭和天皇とマッカーサーの11回に及んだ会見では何が話されたのか?
1945年9月27日に始まりマッカーサー帰国前日の1951年4月15日まで、合計11回にわたって行われた会見。戦後日本の枠組みを規定した二人の会見の真相を、側近たちの手記を手掛かりに、政治状況や社会的背景を踏まえても読み解いていく。昭和天皇とマッカーサーの信頼関係が深まる様子や、一方で昭和天皇の思った以上に踏み込んだ発言など、知られざる戦後史に迫る。
【目次】