内容説明
もし、あのとき、こうだったら?日本史の「仮定」を解く!些細な出来事が、後の世情を変える大きな転換点に!だから、日本史はおもしろい!
目次
A 鎌倉時代のIF(もしも、石橋山で、梶原景時が「源頼朝を見つけたぞ!」と叫んでいたら…;源頼家が重病に。もしも、比企能員が慎重であったら…;モンゴルから国書がやってきた。もしも、鎌倉武士たちに教養があったら…;もしも、後二条天皇が若くして亡くならなかったら…)
B 室町時代のIF(もしも、足利尊氏が大好きな後醍醐天皇に反逆しなかったら…;もしも、足利義満がもう数年生きていたら…;もしも、畠山持国が、男としての自信にあふれていたら…)
C 戦国時代のIF(もしも、「あの人」が長生きしたら、早く死んだら、早く生まれたら…;もしも、浅井長政が織田信長を裏切らなかったら…;もしも、「本能寺の変」のとき、織田信長が逃げていたら…;もしも、豊臣秀頼が女の子だったら…)
D 関ヶ原の戦いのIF(もしも、鳥居元忠が、島津義弘に「かたじけない」と頭を下げていたら…;もしも、上杉軍が退却していく徳川軍の背中を襲ったら…;もしも、毛利輝元が大坂城に籠城したら…)
著者等紹介
本郷和人[ホンゴウカズト]
1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。専門は、日本中世政治史、古文書学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
もし、あのとき、こうだったら?
日本史の「仮定」を解く!
些細な出来事が、後の世情を変える大きな転換点に!
だから、日本史はおもしろい!
もしも、
・石橋山で、梶原景時が「源頼朝を見つけたぞ!」と叫んでいたら
・鎌倉武士たちに教養があったら
・足利尊氏が大好きな後醍醐天皇に反逆しなかったら
・畠山持国が、男としての自信にあふれていたら
・浅井長政が織田信長を裏切らなかったら
・本能寺の変の時、織田信忠が逃げていたら
――日本史はどうなっていたか!
【本書より】
歴史を紐解いてみると、一見些細に見える出来事が、後の世情を大きく変える転換点になることがあります。
もし、一一八〇年の石橋山の戦いに敗れた源頼朝を、梶原景時が匿っていなければ、
日本の歴史は少なからず変わっていたのではないか。そう僕は思っています。
もしも、頼朝が死んでいた場合、在地領主たちが主人の元に集結し、政権を作り、独立を勝ち取るまでに、
ここまでスムーズに事が運ばなかった可能性も考えられます。頼朝がいなければ、武士の政権というものが誕生するまでには、
もう少し時間がかかり、武士の時代が到来するのは十年、二十年スパンで動きが遅れていたかもしれません。
そうなれば、私たちの知る鎌倉時代やそれ以降の歴史が、今とは趣を変えていたとしても、決しておかしくはないのです。