内容説明
『おいしい人間』に続く、復刻版“高峰秀子にんげんシリーズ”第2弾。誰もが体験する何気ない日常の中から著者独自の感性が紡ぎだすユーモア、切なさ、慈愛、他者への思いやり…。高峰の人間洞察がキラリと光る待望のエッセイ集。
目次
四十三年目のウェディングドレス
オッパイ讃歌
おへそ
ひとこと多い
馬よ
梅原龍三郎と周恩来
風の出会い
午前十時三十分
ウー、うまい
きのうの「人間」きょうの「人」
アコヤ貝の涙
ただ今自分と出会い中
死んでたまるか
著者等紹介
高峰秀子[タカミネヒデコ]
大正13(1924)年北海道生まれ。5歳のとき「子役」として映画界にデビュー。その後「二十四の瞳」「浮雲」「名もなく貧しく美しく」など多数の映画に出演。平成22(2010)年12月28日、逝去。享年86(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
おへそ?
なぜ高峰がこのタイトルを付けたか?
そこに彼女の人間観がある。
『おいしい人間』に続く、復刻版“高峰秀子にんげんシリーズ”第2弾。
誰もが体験する何気ない日常の中から著者独自の感性が紡ぎ出すユーモア、切なさ、慈愛、他者への思いやり……。高峰の人間洞察がきらりと光る待望のエッセイ集。
いつも行く魚屋で出逢った母子。ベビーカーに乗った透き通るように白い肌をした少年との胸震える交流を描いた「午前十時三十分」。一粒の真珠への思いを綴った「アコヤ貝の涙」。自身の老いと向き合う「ただ今自分と出会い中」……高峰秀子の人間への、そして生きとし生けるものすべての慈しみが凝縮された名随筆集です。
目次
四十三年目のウエディングドレス
オッパイ讃歌
おへそ
ひとこと多い
馬よ
梅原龍三郎と周恩来
風の出会い
午前十時三十分
ウー、うまい
きのうの「人間」きょうの「人」
アコヤ貝の涙
ただ今自分と出会い中
死んでたまるか