内容説明
「キャリデイ館」は、まさに呪われた屋敷そのものだった。そこへやって来たのは、心霊現象の専門家として知られるニック・ディーン。もちろんそんなのはインチキで、今回もラジオ番組の収録だった。全国の聴取者たちが、真に迫ったニックの放送に夢中になり―異変は起こった!ゴースト・ストーリーの新機軸となった表題作をはじめ、名短編十作を収録。ミステリーの年間ベストに続々ランクインした『ガラスの橋』の著者によるホラー/ファンタジー集。やっぱりロバート・アーサーは面白い!
著者等紹介
アーサー,ロバート[アーサー,ロバート] [Arther,Robert]
1909年生、1969年没。米軍人だった父の赴任先フィリピンで生まれる。1930年代から、編集者として働くかたわら、ミステリー、SF、ホラーなど多彩な小説を発表。40年代からはラジオのミステリー番組の脚本を執筆し、エドガー賞を2度受賞。のちにTVにも進出する。アルフレッド・ヒッチコック名義のアンソロジーの編集や、ジュヴナイル・ミステリーの長編も手がけた
小林晋[コバヤシススム]
1957年、東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
『ガラスの橋』で
年間ベスト続々ランクイン
奇想天外、摩訶不思議
ミステリーの名手によるホラー&ファンタジー
恐怖と諧謔に満ちた 切れ味鋭い短編集
【概要】
「キャリデイ館」は、まさに呪われた屋敷そのものだった。
そこへやって来たのは、心霊現象の専門家として知られるニック・ディーン。
もちろんそんなのはインチキで、今回もラジオ番組の収録だった。
全国の聴取者たちが、真に迫ったニックの放送に夢中になり−−異変は起こった!
新時代のゴースト・ストーリーとなった表題作をはじめ、名短編全十作を収録。
ミステリーの年間ベストに続々ランクインした『ガラスの橋』の著者によるホラー/ファンタジー集。
やっぱりロバート・アーサーは面白い!