扶桑社ミステリー ヴァイパーズ・ドリーム

著者:ラマー,ジェイク【著】〈Lamar,Jake〉/加賀山 卓朗【訳】
出版社:扶桑社

商品説明

内容説明

1961年、ニューヨーク。ジャズ全盛のハーレムで最も怖れられる麻薬密売人クライドはその日、自身が犯した殺人を後悔していた。殺しは今夜で3度目だが、悔いたのは初めてだった。自責の念に沈むさなか、ジャズ界の庇護者パノニカから「3つの願い」を訊かれ、因縁を探る彼の思索は遠い過去へと跳ぶ。’36年にトランペッターを志し田舎からひとり大都会に出てきてからの日々、そして愛する歌姫に出会ってからの日々へと…CWA歴史ミステリー部門賞を獲得した、虚実混交のノワール。



著者等紹介

ラマー,ジェイク[ラマー,ジェイク] [Lamar,Jake]
1961年、ニューヨークブロンクス生まれ。パリ在住のアフリカ系アメリカ人の小説家、劇作家、文化評論家。ハーバード大学卒業後、タイム誌で6年間執筆。1993年からパリに移り住み、フランスの主要大学で文芸創作の講師として教鞭をとる。これまでに7編の小説と数多くのエッセイ、評論、短編小説、戯曲を執筆している。小説『Bourgeois Blues』、『Post´erit´e』、『The Last Integrationist』、戯曲『Brothers in Exile』はフランス国内で受賞歴あり

加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

Jazz漫画の金字塔「BLUE GIANT MOMENTUM」原作者・NUMBER 8氏推薦!
「行間から聴こえるジャズが、激烈な闇を鼓舞する。」


英国推理作家協会 2024年度最優秀歴史ミステリー賞(ヒストリカル・ダガー)受賞作。

「本作は読む者を虜にさせる真のジャズ・ノワールである。」
──デイヴィッド・ピース


1961年、ニューヨーク。ジャズ全盛のハーレムで最も怖れられる麻薬密売人クライドはその日、自身が犯した殺人を後悔していた。殺しは今夜で3度目だが、悔いたのははじめてだった。自責の念に沈むさなか、ジャズ界の庇護者パノニカから「3つの願い」を訊かれ、因縁を探る彼の思索は遠い過去へと跳ぶ。1936年にトランペッターを志し田舎からひとり大都会に出てきてからの日々、そして愛する歌姫に出会ってからの日々へと……。

1930年代から60年代、マイルス・デイヴィス、チャーリー・パーカー、セロニアス・モンクが活躍したあの激動の時代を、ハメットの衣鉢を継ぐ文体で描ききる、虚実混交のノワール。〈解説・霜月蒼〉




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