内容説明
「心の置きどころを常に積極的にするために『自分は力だ』ということを断じて忘れてはいけない…」悲しみや苦しみ、怒り、病や死に直面してなお泰然と揺らがず、幸福な心でいるためには…?明治の実践哲学者、中村天風が波乱万丈の人生を通じて悟った、感動の教えと言葉の数々を収録。人生に悩むとき、落ち込んだとき、勇気づけられ、あなたの心に「折れない心」が宿る!
著者等紹介
中村天風[ナカムラテンプウ]
1876(明治9)年、旧東京府豊島郡王子村(現北区)生まれ。日露戦争の軍事探偵として満蒙で活躍。30歳の時、肺結核を発病。人生の救い、真理を求めて欧米を遍歴。その帰路、ヨガの聖者と出会いヒマラヤの麓で指導を受け、病をも克服する。帰国後は実業界で活躍する傍ら、「心身統一法」を研究し、辻説法を始め、政財界など各界の有力者の支持を受ける。’68(昭和43)年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)