心を強くする!ビジュアル伝記 津田梅子のことばと人生

著者:〓橋 裕子【監修】
出版社:ポプラ社

商品説明

内容説明

国費の女子留学生として6歳で渡米、17歳に帰国した津田梅子。日本語を忘れ、英語で思考する梅子は文化の違いに苦しみつつ、女性が高等教育を受けられる学校をつくるために動き出します。女性のための学校をつくろうと夢をえがいた教育者の生きかた。



目次

津田梅子のことば(「日本の半分はまだ眠っているか、そうでなくても長い眠りからやっと目ざめはじめたばかりです。」;「西洋のことばを覚えるならその思想も同時に学ばなくてはいけないと思います。」;「これからのわたしたちの関心事ははなれていくかもしれないけれど、でも完全に別々になってしまうことはないと信じています。」;「移植された木のようで変な感じがします。なんとことなる地に移植されたのだろう。」;「群集の中で彼らとちがった行動をするということは、孤独にたえねばならないということなんです。わたしにとって宗教はその孤独をささえてくれるものといったらよいのかしら。」 ほか)
津田梅子の人生(武家出身の仙と初子の次女として生まれる。仙が幕府の通訳として渡米;女子留学生の1人として、岩倉使節団とともにアメリカへ出発。ランマン夫妻のもとで育つ;キリスト教への改宗。ランマン夫妻につれられ、捨松、繁子とともに万国博覧会を見物;捨松とともに日本に帰国。とまどう日々;伊藤博文と再会、華族女学校で教授補の職を得る。アリス・ベーコンの来日 ほか)



著者等紹介

〓橋裕子[タカハシユウコ]
1980年、津田塾大学学芸学部英文学科卒業。アメリカのカンザス大学大学院教育学研究科博士課程修了。2016年度より津田塾大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

「何かを始めることは簡単ですが、それを継続するのは難しいのです。だから小さく始めるのがよいでしょう」
6歳から17歳までアメリカ人女性として育った梅子は、日本語をすっかり忘れていました。帰国した梅子は、日本で女性が職を得ることの難しさに苛立ちつつも、女性たちに教育の場をあたえるために動き出します。
五千円札の顔にもなった梅子のことばと人生は、今を生きるわたしたちに勇気をあたえてくれるでしょう。
偉人のことばで人生をたどる、新感覚「ビジュアル伝記シリーズ」、第10弾!

みんなが憧れるような生き方をしている人たちは、例外なく、自分のすべきことに没頭し、だれよりも多く挑戦し、そして失敗をしてきた人たちです。
この「心が強くなる! ビジュアル伝記」シリーズを読むと、そのことがよくわかるでしょう。
頭から順に読む必要はありません。
自由にパラパラめくりながら、気になることばを見つけて読んでみてください。
元気がほしいとき、心が折れそうなとき、お気に入りのことばがきっと背中を押してくれるはずです。
この本は、前からだけでなく後ろからも読めるようになっています。
紹介している偉人のクイズやおもしろネタ(雑学)から始めると、案外頭に入りやすくてオススメです。




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