シリアの戦争で、友だちが死んだ

著者:桜木 武史【文】/武田 一義【まんが】
出版社:ポプラ社

商品説明

内容説明

もし戦争がなければ、かれは今ごろシリアのアレッポという町の大学を卒業して、結婚して、新しい家を建てて、ブズガルという地図にものらない小さな村でおだやかな生活を送っていたのだろうか。ぼくもシリアに向かうことはなく、どこか別の国を取材していて、かれと知り合うこともなかったのだろうか。自分で行って、見て、戦争を伝える―ふつうの日本人ジャーナリストがかいた戦場ノンフィクション!



目次

第1章 初めて見た本当の戦場
第2章 なぜジャーナリストを続けるのか
第3章 初めてシリアへ
第4章 市民が撃たれる町
第5章 戦場の持ち物
第6章 空爆の町
第7章 誰が敵で、誰が味方か
第8章 戦場の日常を見るために
第9章 生きて帰らなきゃ



著者等紹介

桜木武史[サクラギタケシ]
ジャーナリスト。1978年生まれ。大学を半年間休学しインドを旅し、卒業後、取材活動を始める。2005年11月の取材中、戦闘に巻き込まれて右下顎を吹き飛ばされる。1年半の療養生活ののち、アフガニスタン・パキスタン・シリアなどの取材へと戻る

武田一義[タケダカズヨシ]
漫画家。1975年北海道岩見沢市生まれ。2010年6月、精巣腫瘍で片方の睾丸をてき出。その闘病体験をつづった『さよならタマちゃん』(講談社)でデビュー。太平洋戦争末期の戦場を舞台に描いたコミック「ペリリュー楽園のゲルニカ」(白泉社)がヤングアニマル誌にて連載中。同作品で17年度の漫画家協会賞優秀賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

紛争地を中心に取材活動をする著者がシリアでの体験を中心に綴るノンフィクション。
紛争地取材を始めてからの大けがやシリアでの取材、大切なシリア人の友人を失った経験などを描き、なぜ戦場の取材を続けるのか、そこにはどんな悲劇や理不尽があるのかーー筆者ならではの目線で描く。
コミックは『ペリリュー 楽園のゲルニカ』の武田一義。
小学生から大人まで。

桜木武史氏
1978年生まれ。東海大学卒業後、フリーのジャーナリストに。2005年11月、インドのジャム・カシミール州で戦闘に巻き込まれて右下顎を吹き飛ばされる。2016年に第3回「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」を受賞。2017年TBS「クレイジージャーニー」に出演。著書に「【増補版】シリア 戦場からの声」など。普段はトラックの運転手の仕事をしながら、ジャーナリストの活動をしている。

武田一義氏
1975年生まれ。作品に、精巣腫瘍闘病の顛末を描いた『さよならタマちゃん』、第二次大戦のペリリュー島の前線を描いた『ペリリュー 楽園のゲルニカ』(既刊5巻)など。第46回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。




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