観相の文化史

著者:相田 満【著】
出版社:勉誠社

商品説明

内容説明

人相占いに代表される「観相」の知識体系が、文学・絵画等の表現活動にどのような影響を及ぼしてきたか。古典的相書の記述と関連資料の分析により、「忘れられた日本の学問」の具体相の把握、継承性と応用の可能性を追究することを試みる。



目次

序章 本書の概要
第1章 利休の顔―観相的分析の試み
第2章 俗相の利休 利休の顔二―『秀雅百人一首』に収載される異形の利休像の観相的分析
第3章 曲亭馬琴『南総里見八犬伝』の石龍子『神相全編正義』受容―観相的分析の試み
第4章 騎馬武者像再考―足利尊氏像主説を西川祐信『絵本武者備考』と観相の視点から考える
第5章 聖徳太子の観相―観相的分析の試み(渡辺信和氏と共著)
第6章 相書に見る声で定命を知る平安時代の観相譚―『今昔物語集』巻六第四八の延命譚を敦煌文書と比較して分析する
第7章 異相をめぐる言説の系譜―重瞳を中心に
第8章 総論的序章 まとめと補足



著者等紹介

相田満[アイダミツル]
博士(文学)。中央大学大学院博士後期課程年限修了後、東京都立本所高等学校教諭を経て、国文学研究資料館研究部及び総合研究大学院大学日本文学研究専攻准教授。和漢比較文学会常任理事。情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会第8期主査(2005‐2006年度)。情報知識学会編集委員。無窮会図書館幹事。説話文学、漢籍幼学書を中心とする和漢比較文学研究と中世学問研究、人文情報学分野ではデータベース形成と漢字に関する研究を進める。近年は日本旧暦時代文献の研究に資するオントロジを構築するための研究と資源形成を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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