ベスト新書 明治維新に不都合な「新選組」の真実

著者:吉岡 孝【著】
出版社:ベストセラーズ

商品説明

内容説明

“長州&土佐は上洛直後の新選組のスカウトに動いた”“新選組は剣豪集団ではなく「武装銃兵」部隊だった!!”“「俺たちはいくらでも近代戦を戦える!」―そう語ったと読み取れる土方歳三の言葉とは!?”いまこそ「新選組」の本当の姿をお伝えしよう。



目次

はじめに―「新選組」の時代
序章 幕末の政治・社会情勢
第1章 新選組「京」へ征く
第2章 「新選組」結成への道
第3章 「池田屋」の勇名
第4章 戊辰戦争と新選組の最期
巻末企画 中島登『戦友姿絵』を読み解く



著者等紹介

吉岡孝[ヨシオカタカシ]
1962年東京都国分寺市に生まれる。1986年國學院大學文学部史学科卒業。1992年法政大学大学院人文科学研究科日本史学専攻博士課程単位取得退学。2006年國學院大學文学部専任講師。2008年國學院大學文学部准教授。2017年國學院大學文学部教授。専攻は日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

ともすると幕末・明治は、国論が「勤王・佐幕」の2つに割れて、守旧派の幕府が、開明的な近代主義者の「維新志士」たちによって打倒され、「日本の夜明け」=明治維新を迎えたかのような、単純図式でとらえられがちです。ですが、このような善悪二元論的対立図式は、話としてはわかりやすいものの、議論を単純化するあまりに歴史の真実の姿を見えなくする弊害をもたらしてきました。
 しかも歴史は勝者が描くもので、明治政府によって編まれた「近代日本史」は、江戸時代を「封建=悪」とし、近代を「文明=善」とする思想を、学校教育を通じて全国民に深く浸透させてきました。
 そんな「近代」の担い手たちにとって、かつて、もっとも手ごわかった相手が新選組でした。新選組は、明治政府が「悪」と決めつけた江戸幕府の側に立って、幕府に仇なす勤王の志士たちこそを「悪」として、次々と切り捨てていきました。
 新選組の局長近藤勇は、自己の置かれている政治空間と立場を体系的に理解しており、一介の浪士から幕閣内で驚異的な出世を遂げた人物です。そんな近藤の作った新選組という組織を、原資料を丁寧に読み込み、編年形式で追いながら、情報・軍事・組織の面から新たな事実を明らかにしていきます。
 そこには「明治維新」にとって不都合な真実が、数多くみられるはずです。




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