ベスト新書 日本の「水」が危ない

著者:六辻 彰二【著】
出版社:ベストセラーズ

商品説明

内容説明

水道料金の高騰、蛇口から濁った水が、外資による水源地の買収…。「改正水道法」が内包する危機。なぜいま、世界の潮流に逆行するのか?



目次

第1章 なぜ、いま「水道法改正」なのか(水道法改正の大義;「水道民営化」に向けた世界の潮流 ほか)
第2章 「水道民営化」で成功・失敗した世界の事例(先進国の光と影;開発途上国の苦悩 ほか)
第3章 日本の水道水は安くて安全?(日本の水道を一から見直す;広域化の光と影 ほか)
第4章 日本の水市場を狙う海外水メジャー(拡大する水ビジネス;水メジャーの素顔と変貌 ほか)
第5章 水道法改正10年後の日本の水はこうなる!(コンセッション方式は普及するか;コンセッション方式で日本の水道はどうなるか ほか)



著者等紹介

六辻彰二[ムツジショウジ]
1972年生まれ。博士(国際関係)。国際政治、アフリカ研究を中心に、学問領域横断的な研究を展開。横浜市立大学、明治学院大学、拓殖大学などで教鞭をとる。著書、共著の他に論文多数。政治哲学を扱ったファンタジー小説『佐門准教授と12人の政治哲学者―ソロモンの悪魔が仕組んだ政治哲学ゼミ』(iOS向けアプリ/Kindle)で新境地を開拓。Yahoo!ニュース「個人」オーサー。NEWSWEEK日本版コラムニスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

昨年12月に水道事業を民営化する「水道法改正案」が成立した。

ところが、すでに、世界各国では水道事業を民営化し、水道水が安全に飲めなくなったり、水道料金の高騰が問題になり、再び公営化に戻す潮流となっているのも事実。

なのになぜ、逆流する法改正が行われるのか。

水道事業民営化後に起こった世界各国の事例から、日本が水道法改正する真意、さらにその後、待ち受ける日本の水に起こることをシミュレート。




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