ベスト新書 遅読術―情報化時代に抗え!

著者:適菜 収【著】
出版社:ベストセラーズ

商品説明

内容説明

速読はバカの早食いと同じ。ロクでもない情報を遮断し、人類の「知の遺産」を味わい尽くせ!



目次

第1章 速読バカと情報弱者(マクドナルド的人間;読書術・読書論を一〇〇冊読んでみた ほか)
第2章 「子供の読書」と「大人の読書」(自分の意見などいらない;燃えるトゲ ほか)
第3章 偉大なものをゆっくり読む(濫読の害について;道はすでに示されている ほか)
第4章 情報化時代に抗え!(いつまで間に合うのか?;社説を読めばバカになる ほか)



著者等紹介

適菜収[テキナオサム]
1975年山梨県生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

「情報化社会である。多くの人々が最先端の情報を貪欲に追い求めている。会社や学校、町内会などで世間並みの会話についていければいいと、テレビを見たり、新聞、雑誌、本を読む人が多い。しかし、その情報は本当に必要なんでしょうか?
 
新聞や雑誌を隅々まで読み、世の中に目を配ったつもりになるのはいいことなのか。旧メディアをバカにして、ネットの優位を説き、ピンポイントで必要な情報を集めることがすぐれているのか。不治の病を宣告され、いよいよ明日死ぬといったときに、芸能人の不倫に関する情報は、人生を振り返る時に役に立つのか。いや、役に立つという表現自体がおかしいのだ。

人間はどうせ死ぬし、国も社会もいずれは滅びる。それでも人は本を読む。なにかに役立てるためではない。自分の魂のために読むのである。本書では、厳選した本をいかにゆっくりと読むかについて述べている。

これはきちんとしたレストランで、時間をかけて食事を楽しむのと同じこと。速読は早食いのようなものだ。価値のある本に書かれているのは、単なる情報ではない。時間をかけて向き合う、まさにその時間にこそ、意味がある。一流のレストランに大金を払って「栄養」を求めるバカはいない。そのレストランが提供する技術と、そこに自分の魂が接近する、その「時間」を費やすことに価値があるのだ。

まさに、本を読むということは、過去に存在した偉大なレストランで食事をするようなものだ。「人生の伴走となる本」はそうあるべきなのだ。

著者は世の中の「情報収集のための読書術や速読術」、また「教養を知識と同等に扱った読書論」を真っ向からぶった斬り、読書の本質をわかりやすく説いた書。




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