内容説明
42歳、プロバスケットボールプレーヤー、朝山正悟。広島ドラゴンフライズの顔として9年、正面切って生きてきた。その言葉には力があり、多くの選手が生きる指針としている。シーズン途中の選手兼任ヘッドコーチ就任や、経営危機にもひるまない。誰もが愛する「ミスタードラゴンフライズ」は、そしてついに、引退を決めた。クラブ創設時から取材する筆者が、朝山の人生の「轍」から刻まれる「哲学」を紹介する。
目次
逃げない、断らない―プロアスリートとしてのルールブック(2万文字の引退会見 説明する責任もあれば、説明する喜びもある;42歳、コートに立てば「つねに100パーセント」 仲間に託される条件、それは100パーセントの準備 ほか)
限界を決めない―42歳まで現役を貫く男のルールブック(34歳、ピンチをチャンスに 「できるかできないか」ではなく「やるかやらないか」;入魂のワンプレーが証明するもの 成長曲線は、年齢に左右されるものではない ほか)
「戦術」より「哲学」―チームづくりのルールブック(歴史を語り継ぐことの意味 すべてを受け止める―そこから、打開の道が見える;試合が語りかけること 結果だけじゃない。メッセージはプロセスに宿る ほか)
義理も人情も―人間関係のルールブック(義理人情が心に芽生えた日 周囲の評価に左右されない―人情も友情も、自分で決める;真っ直ぐ、正しく、生きたい理由 どんなところにも、やれることはある ほか)
仕事も家庭も「100:100」―ワークライフバランスのルールブック(人生の転機を支えた、兄の言葉 キャリアの評価は「悔いなくやれたか」;情熱の家族サービス 家族サービスで、過剰なくらいのエネルギーを注いでみる ほか)
朝山正悟 最後に語っておきたいこと
出版社内容情報
42歳、プロバスケットボールプレーヤー、朝山正悟。広島ドラゴンフライズの顔として9年、正面切って生きてきた。その言葉には力があり、多くの選手が生きる指針としている。シーズン途中の選手兼任ヘッドコーチ就任や、経営危機にもひるまない。誰もが愛する「ミスタードラゴンフライズ」は、そしてついに、引退を決めた。クラブ創設時から取材する筆者が、朝山の人生の「轍」から刻まれる「哲学」を紹介する。朝山正悟の「最後に語っておきたいこと」、寺嶋良の「解説」も収載。